| 第16回 読谷やちむん市レポート |
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平成21年2月21日・22日の2日間、読谷村の残波岬で行われた「第16回読谷やちむん市」にお邪魔しました。夏日を思わせる晴天の中、心地よい海風がながれるいこいの広場内で、陶器市が開催されました。 今回で16回目を迎え、村内の28窯元がの出展していて、午前10時から午後7時まで常にお客様が途切れることがなく、村内だけでなく県内のあちこちから、そして県外からの観光客もかなり多く来場されていて、知名度の高さを感じました。 通常の販売価格の2割から5割引と格安で買えたり、その器を作った窯主と直接話しをしたり、器を買うこともできる陶器好きには堪らない陶器まつりです。
![]() その中では、チャリティーオークションがあり、各窯元が一品ずつ出品して、気に入った価格で競り落とすことが出来ます。オークションとはいえ、通常価格の半額程度まで上がった時点で、セリ担当者がストップをかけるので、格安で楽しみながら陶器を買うことが出来ると、たくさんの人だかりが出来ていました。しかも、チャリティーなので売上金は、読谷村の社会福祉協議会へと寄付されるという。 楽しみながら、気に入った商品を、自分で決めた値段で、買うことが出来て、慈善事業にもつながるので素晴らしい企画だと思います。 また、無料でろくろ体験ができ、子供から大人まで優しく教えてもらいながら、ろくろ体験が出来るので土に触れることが少なくなった現代の子供たちもいい思い出作りになったと思います。 続きまして、出展されていた各窯元のご紹介を行います。 大当窯(うふどーがま)
![]() ![]() ![]() ![]() 大当窯はシーサー作りを専門でやっていて、窯主の比嘉さんは同じ村内のやちむん家(新垣さん)に師事して、18年前に独立されたそうです。伝統の技法を大事にし、いかにしてお客様に喜ばれるかを日々追い求めているという。
家族ぐるみでやちむんに取り組まれており、長男は窯主の父親を手伝いながら一緒に制作を行っていて、工房の横では販売もしており、展示や販売は奥様・お嫁さん達、女性が担当している。 長男は、お客様からの要望に応えるように伝統の技術をしっかりと引き継ぎながら、新しいアイデアを常に考えて創作活動を行っているという。最近では、お客様からの様々なアイデアを取りいれたりして新商品もどんどん増えているそう。 しかも、長男・三男のお嫁さん達もデザインに携わっていて、女性らしいかわいい作品もたくさんありました。 三男も独立して、万座毛入口にて琉陶工房(りゅうとうこうぼう)という工房をされているそうです。 呂雨弥工房興窯(ろうみこうぼう あたえがま)
![]() ![]() ![]() ![]() 呂雨弥工房興窯の與宏文さん。壺屋焼、島袋常恵氏に師事し技法を学んだという作風は、壺屋の技法を基礎として、南風に運ばれてきた文化を與さんなりの感覚でおり込んだもので、すぐに與さんの作品とわかるほど、特徴のある作品(遊魚紋・銀河紋・刻鳥紋・魚文など)です。
釉薬も100%自分で作り、さらには彫る・削るなどの道具も自分で作るという與さんは、壺屋焼きの伝統を重んじながら、時には遊び感覚で焼物を作るといいます。そのひとつにどこまで小さく作品を作れるかと挑戦した作品がコチラ。 ![]() このサイズでも、ちゃんとろくろを使い、専用の道具まで作ったというこだわり様、横においてある1円玉より小さいサイズです。
壺屋焼き、そして陶器の魅力を教える為、毎年修学旅行生を工房に集めて、陶器作り体験をさせているという。 住所:読谷村渡慶次270番地
電話:098-958-0751 田陶房(でんとうぼう)
![]() ![]() ![]() 独立して、9年になる田陶房の前田利明さん。赤土にまんがんを砕いて混ぜて、陶器に描いていくという。
前田さんの作品は、家庭で使えるようによく使う雑器類がほとんどで、子供用に子供が使いやすいように、小さめでなおかつ、かわいいデザインに仕上げているそう。 灰を焼いたものと真ちゅうを混ぜ合わせて、自分で釉薬を作っているが、混ぜる割合・混ぜ方によって色合いが変わるので、毎回どんな色に仕上がるのか楽しみながら作っているそうです。 窯主のご主人にはお会いできませんでしたが、人の良さそうな奥様の雰囲気が作品にも表れているなと感じました。 住所:読谷村字座喜味236-1
電話:098-958-3431 陶器工房 壹(とうきこうぼう いち)
![]() ![]() ![]() 京都府出身の窯主、壹岐さんがやちむんを始めて12年、染付けの食器を中心に手掛けている。
昔ながらの技術・デザインを主に使っているそうです。 海の見える高台にあるギャラリーでは、月~土曜日までの9時から夕方6時まで展示及び販売も行っているとの事。 天気のいい日には、名護湾や伊江島までも見渡すことの出来るそうです。 ドライブの途中でぶらり寄ってみるのもいいかも。 弟子5名に伝統の技術を教えながら、作品作りをしている窯主 壹岐さんは、伝統継承と若手育成をも大事にしている心意気が素敵です。 住所:読谷村長浜925-2
電話:098-958-1612 拓美窯(たくみがま)
![]() ![]() ![]() 独立して9年になる窯主の比嘉さんのやちむんは、ハスの花をモチーフにしたデザインが特徴でつやのある塗りとしっかりとした作りのやちむんです。
出品作品の中のすずりセットは、自身が年賀状を書く際に市販のすずりが高くて、それなら自分で作ってみようと思ったのが、きっかけだったそうです。周りの評判もよく、作っていて楽しくなったので商品化することにしたそうです。 当日も家族ぐるみで、お客さんの相手をするなど親しみを受ける窯元でした。 住所:読谷村瀬名波227-5
電話:098-932-0085 美ら海窯(ちゅらうみがま)
![]() ![]() ![]() ![]() 沖縄芸大出身の窯元である小原さんは、沖縄の植物を題材に商品作りをしていて、出品作品もかわいい植物の柄がたくさん並んでいました。
特徴は、柄だけでなく表面の風合い。より土の肌ざわりがでるようにスポンジで、釉薬を付けているそうです。見た目にも触れた感じも、優しさを感じる作品でした。 自信を持っているのは酒壺で、釉薬を使わなくても泡盛が漏れない焼しめの技法があり、沖縄の土だけでなく、長崎県天草地方の土も混ぜて作っているそうです。 ペアーレ沖縄等での講師などもして、やちむんの普及にも力を入れていて、さらに現代沖縄陶芸展でも、多くの賞を受けるなど、今後も活躍が期待されます。 住所:読谷村長浜98番地
電話:098-958-6426 他にもたくさんの窯元が出展されていました。 読谷やちむん市について問い合わせしたい方、いろんなやちむんを見たい・買いたい方は下記の販売店にご連絡ください。やちむんの展示販売もしています。 「読谷村共同販売センター」
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平成21年2月21日・22日の2日間、読谷村の残波岬で行われた「第16回読谷やちむん市」にお邪魔しました。





























